2016
12.04

【報告】未来の著者を囲む座談会Vol.4「豊かさとは」

執筆関連

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Last Updated on 2020年1月25日

読了時間: 約 11 分


2017年秋に発売するビジネス書籍の関連イベントを催しました。

著書のテーマである「豊かに生きること」についての意見交換の場として、9回目の開催となりました。

今回は夢に向かって大きな一歩を踏み出そうと真剣に考えているご夫婦と、3名で語り合いましたd(^_^o)

ディスカッションのテーマは「豊かさとは」です。
人生を「豊かに生きる」ということについて、参加者が各々の考えを共有し意見交換をすることで見地を広げ、より豊かに生きる切っ掛けを得ることを目的としております。

今回も前回同様に"想うところを想うがまま語り合う"ライブセッション形式で語り合い、その中で出てきた話から「豊かさの6つの側面」に落とし込む形で考えていきました。
1. 感情  ⇒ 得たい感情
2. 価値観 ⇒ 人生の方向性
3. 時間  ⇒ 時間の使い方
4. 貢献  ⇒ 人・社会とのつながり
5. 経済  ⇒ お金の有無
6. 経験  ⇒ 経験則の蓄積

<各々の意見>

  • 感情というところで、人の笑顔をみて自分が幸せになるというところがある。
    相手の喜びが自分の喜びになる様な関係がWin-Winなのかなと思っている。今の世の中は、弱者に厳しく、強いものの社会という環境で、考えから外れた人が排除されるという流れがあって、相手の心を敏感に感じとる人たちは「私は周りと溶け込めないから」と引きこもりになってしまっていると感じている。人生の方向性としては、そういう人たちに「違うベクトルで自分も活動できる、輝けるところがあるんだよ。」と提供できる場を作りたい。
    これが大元の方向性となっている。時間の使い方としては、現状は時間を切り売りしている状況なので、新しいものを創造していって自分で時間に対する価値を生み出す様な使い方をすることで、空いた時間の中でニートとかになって困っている本人や親御さんの話を聞いて、行く行くは自分のビジネスを手伝ってもらう。ビジネスパートナーになれる様な人達の発掘に時間を投じることが、豊かさにつながっていると思う。

    そうすれば必然的に「経済」につながっていく。
    周りが豊かになれば自分も豊かになると思うので、商品を売るにしてもセミナーをやるにしても、そういった顧客も増えてくるので結びついてくるのかなと思っている。

    こうした経験を積んでいく中で、今やるのであれば、直にニートの人とか自分があって変化を起こしてもらうというのが一番の考えているところだけど、こういった経験をつけてノウハウとしてまとめられれば、自分以外の第三者にも委託できて、一人で動くより二人、3人という形で、社会に浮上できる人たちが増えていくのかな。

    そういう人が増えてくれば、自分の満足感というのもかなり得られる様になると思う。
    そういうのをうまくサイクルしていけば、今までみたいなビジネスモデルが誕生したりとか、商品開発とかできるのかなと思う。

    人と同じ様な「普通がいいよ」という人たちには考えられない様なものは、やはり、ひとつ世間から外れてないと得られない知識とか生まれない商品とかいっぱいあると思うので、そういったものができればと考えている。

    そうすれば自分の存在価値が上がるのかなと思う。

  • 職場で村八分にされた経験がトラウマになっている。
    人からどう見られているのかってことがとても気になっている。
    本当は違う人だってことを知ってもらいたい。
    職場だと本当に違う人みたいになっているので、もっと気楽に人と接することができたらいいなという思いが根底にある。
    得たい感情としてはリラックスとか嬉しいという感情ですね。方向性や価値観は、もっと楽しく生きたい。
    なんかイマイチつまらないな〜ってブスブスしているところがあるので。時間は、使い方が下手くそなので24時間では足りないんです。
    もうちょっと欲しい感じ。
    何をしてるっていうわけではないんだけど、ちゃんと自分と向き合う時間が欲しかったり、家のなかを掃除している時間が欲しかったりという感じ。貢献することについては、人のことをあまり信用できていない部分を取っ払って、もっと楽しくしゃべったりしたい。
    そこから貢献できるものがあればいいかな〜という感じ。経験に関しては、これから先やっぱりいろんなことをやっていきたいなという希望がある。
    経験することによって、人見知りをしない自分が欲しい。
未来の著者を囲む座談会Vol.4

夢実現への第一歩。相談していただける光栄にあずかりました♪

<ディスカッションでの発言>

  • 自分自身が正規ルートを歩んできているとは思っていなくて、それでも今まで生きてこられたのって、結局その所々でキーパーソンになる人がいたから、そこで挫折せずに今に至ると思っている。
    引きこもっちゃってダメになる可能性は十分に孕んでいたと思うので、それがあったかなかったかの差。
    キーパーソンがいれば変われるっていう人も一定数いるはず。
    自分の及ぶ範囲で救える可能性がある人だけでも、何らかの変化が起こせるのかな。
  • やっぱりフリーターはフリーターのまま、契約社員は契約社員のまま。
    たとえ仕事をしていても、この歳になっちゃったから転職のしようがないとか、仕事をしているけど燻っているというか諦めて生きてるって人も結構多いと思うので、やっぱりそういうのが少しでも、考え方の一つとして提案できる様なモデルが自分の中で、そこでやっぱり引きもっていた様な人が一人でも立ち上がってくれれば。
  • 変な話だけど、ここまで大変だった人が成れたんだから俺も成れるかなって、勘違いをする人も増える。
    勘違いって大事だと思っていて、俺はできるできるって思い込むからチャレンジできる。
    その中の10人に1人が成功して、あの人すごいってなる。
    そういうのが創業者の人たちには共通してあるのかなと思う。
    そういう意味で勘違いする人を増やしたいなって思っている。
  • 今は逆で、能力や才能があってもちょっとした売り出し方が下手なだけで、周りの人がダメだダメだダメだって押し殺しちゃうっていう様なことが職場とかで肌で感じているところ。
    それだと組織としても、生産性が向上しないと思う。
    そうではないモデルが出せるのなら一番いいのかな。
    切ってっちゃって、自分たちが扱いやすい人たちだけでまとまろうとしている組織が多いと感じている。
    枠から外れると「あんた違う」みたいな。
  • 何かを生産したり発展させるのではなくて、既存の枠を守ることに終始している。
    そこにいた人たちって、使い捨て切り捨てポイなだけで、そこから出された時には何の保証もない。
    そこで学んだ技術を活かして何かできるかといえば、そういった考えにすら至れないのかなっていうのは感じている部分。
  • 今の話の流れからすると、豊かさという点において能力という要素はあまり関係がないと感じていて、能力が高かろうが低かろうが、社会の中でお互いにプラスの感情でコミュニケーションができて、関係性ができればいいということになるのかな。
    現状だと、能力の有無に関わらず型にはまっていない人は社会不適合になってしまうというところに課題意識を持っている。
  • ということは、弾かれない社会であれば幸せや豊かさが得られるが、現実は能力が高いから低いからという理由じゃなくて弾かれちゃうわけだから、能力が高かろうが低かろうが豊かさは同様に得られる。
    両者は全然人生は違うけど、どちらでも豊かに生きれてどちらでも幸せでいられる。
    それは人との関係性が感謝で結ばれている関係がありさえすれば、質は違うけど豊かさを感じて生きられるという感覚でしょうか。
  • 当然豊かさのレベルが違うと思うし、努力をしていなければ不幸せになるのは当然なんだけど、努力すれば、自分で方向性を見つけ出せて進んでいければ、這い上がれる道はいっぱいあると思っている。
    それには例えば、何かを作らせればべらぼーに上手いとか、そういうことにチャレンジさせてあげられる様な懐の深さが、地域、施設、家族に求められる。
    「あっ、こういう生き方をしてもいいんだ」というものを提供できれば、当然その人は豊かに生きられるだろうし、そういう方が自分も生きていて楽しいのかなと思う。
  • チャレンジできる環境の有無が、豊かさの中には必要な要素としてある。
    自分の価値観があって、それをトライするチャレンジするっていうところに身を置くことで、結果として自分が幸せだったり豊かだったりということを感じるという流れ。
    ということは、一番最初に来るのは価値観。
    自分の持っている価値観がベースになって来る。
    そういうサイクルを繰り返していくと、価値観というものがより研ぎ澄まされていく。
  • そうすれば本当にブレない人生の方向性っていうのが、得られるのかなと思う。
    俺はこういう方向で生きているんだ!というのがあれば、豊かさという感情も絶えず伴って来るのかな。
    今の段階だったらここまではわかるけど、この段階になったらこういうこともわかるという様に、変わってしかるべき。
  • 新たな知識を積んだことで見えることがあって、前の価値観のまま引きずっていく必要はない。
    そういったサイクルで、自分の価値観を見ながらチャレンジをして時間やお金を投資して、人との繋がりが増えていって、その中で成功体験、失敗体験をしながらもそこで豊かさを感じることができると思うし、さらに価値観が磨かれて新たな挑戦がでてきて、その循環をしていくことが、幸せだったり豊かだなって感じるということですね。
  • 人とうまく話せない。
    人とうまく話そうとしちゃうがためにうまく話せなくなっちゃう。
    で、友達も少ないみたいな。。
    自分でバリアを作っちゃってるような気がするんだけど、そのバリアがうまく剥がせないでいる。
  • 人とうまく話そうとするってことにすごい意識を持っているってことは、やっぱ対人関係に関して失敗したく無いというか、自分を受け入れて欲しいという欲求が強いのかもしれない。
  • 職場も初めは上手くいっていたのだけど、交通事故を起こして生死を彷徨ったことがあって。
    その後仕事復帰したら、今まで自分が思っているほど働けなくなっていて、周りからも「どうしたの最近?」みたいな感じで話をされていた。
    自分では自覚がなかったのだけど、市長が変わったタイミングで、市長命令で私を村八分に。。
    というのが村八分の始まりなんですよ。
    そこから人間不信モード全開。
    枠から外れた人はダメみたいな世界になっていて、まさにその外れた人が私だった。
    それゆえに、私の人生の方向性は楽しく生きたいなんです。
  • 仕事がつまらなくて辞めたいっていうのは、もちろんモチベーションが低いから仕事が辛くてつまらないんだと思うけど、一時期は仕事にやりがいを持ってやっていたわけじゃない?
    その時期があって、真逆になっている今があって、そこに至る過程ってどんな心境の変化があったのかな?
    職場は同じだけど、人が営むことだから環境の変化もあり得ると思うし、自分自身の変化もあると思うんだけど。
  • 仕事を辞めたいもっと時間が働きたいという思いがあるんだけど、思う様に仕事に入れてもらえない、思う様に休ませてもらえない。
    というのが大きな要因としてある。
    子供の風邪などで急な休みも多いため、止むを得ないとは思うけど。。
    私必要とされてないのかな?とか、これは辞めろってことなのかな?とか、必要とされていないかもという不安が大きい。
  • 生きがいが見出せないのは自分が悪いのではなくて、まわりからあなたはダメだよっていう烙印を押されちゃったから思い込んでいるスタートがあって、結局自分の夢も持てずにいるわけ。
    そこが良いことでは無いと思うから、多様性という中で、こういう生き方も良いんだよっていうことを俺は提案したいと思っている。
  • 周囲からの烙印っていうのは、自分自信の価値や評価を他人から求めているってことだから、自分自身の中で価値観があって、それが芯にあるというのが正だとすれば、自分自身の価値観があって、傍がなんと言おうと「こういう人間だし、これが価値があると思っているし」っていう芯になれば、奥さんのこうと思ったらこうという強い部分がそれを補強する。
    補強することで自分らしさっていうことが、より穏やかな意味で、リラックスしているという意味で、ナチュラルにでてくるんじゃないかな?
    今、補強するものだとか、求めている先っていうのはあるんだけど、自分の評価というか、芯を外からのものを借りてきて入れてるって感じがする。
    そこがトラウマになっちゃっている部分で、それをどう取り除いて自分を取り戻したら良いのかっていう方法論はわからない。
    だけど今は、そのトラウマの部分を軸に置いちゃってて、それを補強するから苦しくなってしまう。
    この現状を打破するためには、今のまま加速をしても、どこに進んで行くのかわからないという状態になってしまうから、まずは自分の核になる部分を取り戻さなければならない。
    それには旦那さんの存在が大きいと思う。
    彼はそういった人に対して、過去の経験や辛さから、その中心を「人からのものではなくて自分のものにしようよ」と。
    社会からはじかれたとしても、こういう生き方ができるじゃないか。自分の芯はここだろ。という芯を一人でも多くの人に気づいてもらいたいという活動を生涯通してやっていって、それによって自分が幸せを感じたいという人。
    奥さんは今は苦しんでいるかもしれないけど、その答えはすごい近くにあって、逆に旦那さんが目指しているものは奥さんにある。
    奥さんがリラックスできて嬉しいって感情を日々得ながら、楽しく生きるって状況に持っていければ、どんな人に対してもその価値を提供できるようになるんじゃないかなと思う。
    お互いにとってお互いが今必要な存在なのかなって感じる。
    そういう意味でお互いが近くにいるってことがすごい価値があることだと思う。
  • 周りから存在価値を求めようとしているっていうのは、やっぱりかなりの人がいると思う。
    抜けられないジレンマっていうのを解消して、柱になる価値を提供できれば良いなっていうのが想いの根底になっている。

◎未来の著者を囲む座談会◎

★本の出版に関わってみたい方★
今回の出版にまつわる活動を通じて、日常ではなかなか味わえない体験を共有しましょう(((o(*゚▽゚*)o)))

★本を出版したいと思っている方★
出版業界との接点を持てるチャンスをご提供できますので、共に著者の道を楽しみましょうd(^_^o)

【開催日程】
1)座談会Vol.5: 12月9日(金)18:00〜 in花園(深谷市)
2)座談会Vol.6: 2017年1月21日(土)13:30〜 場所未定
3)座談会Vol.7: 2017年2月25日(土)13:30〜 場所未定

*臨時の座談会は不定期で随時開催しております。
*参加希望の方は、わたくし岡本和雄まで、お気軽に問い合わせください(^∇^)

【会費】
・実費(飲食代のみ)

【持ち物】
・豊かに生きることに関する考え
・与える姿勢
・名刺(お持ちの方)

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