2016
11.02

【報告】未来の著者を囲む座談会Vol.3.5(臨時開催4)「豊かさとは」

執筆関連

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Last Updated on 2020年1月25日

読了時間: 約 9 分


2017年秋に発売するビジネス書籍の関連イベントを催しました。

著書のテーマである「豊かに生きること」についての意見交換の場として、7回目の開催となりました。
今回は高校時代、部活動で知り合った他校の友人と、サシで語り合いましたd(^_^o)

◎今回の活動◎
「未来の著者を囲む座談会Vol.3.5 10/29開催 〜豊かに生きる〜」
*ご案内を出さなかったため、該当する記事はありませんm(_ _)m

ディスカッションのテーマは「豊かさとは」です。
人生を「豊かに生きる」ということについて、参加者が各々の考えを共有し意見交換をすることで見地を広げ、より豊かに生きる切っ掛けを得ることを目的としております。

今回も前回同様に"想うところを想うがまま語り合う"ライブセッション形式で語り合い、その中で出てきた話から「豊かさの6つの側面」に落とし込む形で考えていきました。

1. 感情  ⇒ 得たい感情
2. 価値観 ⇒ 人生の方向性
3. 時間  ⇒ 時間の使い方
4. 貢献  ⇒ 人・社会とのつながり
5. 経済  ⇒ お金の有無
6. 経験  ⇒ 経験則の蓄積

<各々の意見>

  • 家族とのふれ合いが増えたこと。
    今まで行けなかった旅行も行ける様になった。
    今までは自分のことしか考えてるゆとりがなかったが、今は人のことも考えられるようになった。
    アドバイスができるようになった。
    剣道や古武道に打ち込める環境になった。
    スマホなどを使って、Twitterなど初めてのことをやる好奇心も生まれてきた。
    こう言うのを全てひっくるめて、豊かだな、幸せだなと感じる。
  • また経験を得ることで、経験談として「こうするとこうなるよ」などアドバイスできるようになる。
    アドバイスをすることで相手がつまずかずにすむのなら、相手にとっても自分にとっても幸せを感じる。
    それに、その人との信頼や関係性を得ることもできる。
  • 豊かさに必要な要素は、意志を持つこと。
    意志を持たないと何も始まらない。
    まずそこじゃないかな?
  • 意志がなければただ流されているだけ。
    俺の人生観で言うところの過去の自分。
    意志はストッパーの役割もする。
  • 6つの側面としては…
    1番が「貢献」「経験」で、
    2番目が「時間」、
    次に「価値観」「感情」ときて、
    最後が「経済」この順にした理由は、今があるのは人とのつながりがあってこそだから。
    人とのつながりの中で様々な経験を得たし、人とのつながりに時間をかけて来た結果、自分がどうなって行きたいのかにたどり着けた。
    そして生きる中でどういった生活を送ったらいいのかを考えることができた。
波瀾万丈の人生をビッシリ記録しました!

波瀾万丈の人生をビッシリ記録しました!

<ディスカッションでの発言>

【マイナスの要因】

昔は、はっきり言っちゃえば流されっぱなしの状態だった。
親しい関係にあると全面的に信用してしまって、助けとか、何かをやってもらいたいとか、そういうのがあると「やってあげたい」というのが先行してしまい、疑いや躊躇がなかった。

その結果、信頼していた先輩に騙されることになって、一気にどん底まで落ちてしまった。

そこから立ち直るまで3年くらいかかった。
お金に関する考え方も180度ガラッと変わってしまったし、人に対しても、仲が良くなってもどこかで疑ってしまい、今までの様にフレンドリーに接することが一切できなくなってしまった。

そんな中で、唯一の救いが子供だった。
子供と接する時が一番で、こういう事から解放されていた。
今思うと、解放というと綺麗な言葉かもしれないけど、当時はそこに逃げていたのかもしれない。

こうした経験から、考え方をコントロールして、人と一線を引いて関わるというスタンスになって、新しい自分を作り上げてきた。
当然、話し方も昔と全然違う話し方になったし、そのせいで、話してても自分で自分の言っていることがわからなくなって、こんがらがることが今でもある。

話すときは今まで以上に考える様になって、頭をフル回転させている。
でもどっかしら自分の中で、人に対して損得をつけて話すのを申し訳ないと思っているが、仕方ないのかな。

考え方をコントロールすることで、一回崩れた部分をバランスをとって今に至っている。
一回崩れて、どうしようもなくて、またその積み木を一個づつ組み立ててきて今がある。

クレジットカードを作って先輩に渡してしまったための借金。
なんでも流されちゃって、無条件に相手を信用してしまっていた。
これはもの凄い悔いた。

いくら同じ高校の先輩でも、無いよね。
今ならよくわかるし、戻れるんだったら自分をブン殴ってでも止めるよ。

実家からの仕送りも”返す”と言う意味では借金だから、周りからも借金の重ね塗りという目で見られていたため、必死に仕事をした。
それこそ寝る間もない状態で働き通しだった。

28歳までの数年間は、23:30出勤して5:30まで働き、仮眠をとって6:30から12:00まで働いて、昼休憩を挟んで13:00から17:00まで働くというサイクルで生活をしていた。

この時期である程度、金銭面的には良い感じになり、税金関係や電気ガス水道の支払いなども完済することができたが、体を壊してしまい1週間入院することになってしまった。

ドクターストップがかかり、やむを得ず仕事を変えることになった。
今までを振り返ったときに、福祉系の大学を出てるので、それを活かしてみようかなと思い、運送から福祉関係へ転職した。

【プラスの要因】

それだけの負があっても乗り越えられたのは、それ以上の幸せや豊かさを感じるものがあったからでは?

それは、まず第一に家族だよね。
うちの実家、妻の実家。
妻の妹とかも関わってくれて経済的に支えてもらい、すごく助けられた。
ここが一番大きいところだった。

その他には、剣道仲間であったり、古武道仲間であったり。
そういう人たちからは、いろいろな知識とか、情報も含めて学ばせてもらった。

そして、少なからず昔の仲間との思い出が精神的な支えになっていた。

最後は、今までにほとんどなかったけど、自分の意思。
それは何かというと、昔から持っていたものとしては「人に対しての思いやり」や、「自分が嫌なことは他の人も嫌だ」という考え方。

当時意識した言葉としては「臨機応変」で、これは今までの自分が一番できていなかったこと。
今はやるべきところ、今はやらなくていいところ、その区別をはっきりさせる。線引きをする。

それが一番大きかった。
今までは何事に対しても一辺倒だったが、それではいけないんだなと。

会津藩の「什の掟」を教えてもらったときに、これすごいなって思ったんだよね。
当たり前のことしか書いてないんだけど。

年長者の言う事に背いてはなりませぬ
年長者にはお辞儀をしなければなりませぬ
嘘を言うことはなりませぬ
卑怯な振る舞いをしてはなりませぬ
弱いものをいじめてはなりませぬ
戸外でものを食べてはなりませぬ
戸外で婦人と言葉を交わしてはなりませぬ
ならぬことはならぬものです

それと剣道本来の考え方も影響を及ぼしている。

「剣道は剣の理法による人間形成の道」

剣道を通じて自分の考え方であったり、思いやりの心であったりが養われた。

「これをしたらこうなるじゃないか?」と決めつけてしまうことによって、言葉が正論になってしまう。
正論になってしまうから、人には嫌がられてしまう。

「言ってることはわかるけど… 理想論としてはわかるが100人いたら100人できるのかな?」と言われて言葉が詰まった。
このままじゃダメなんだって事に気付かされた。

猪突猛進で、自分の視野でしかコミュニケーションできていない。
それゆえ自分の意見を押し付ける形になってしまう。
そのため周囲との摩擦ができてしまい、自分では良いと思っているけれど、結果が伴っていない状態にもがき苦しんでいる時期があった。

そこで変わらなければいけないのは、自分自身だと思った。
「結果がうまく言ってない原因は自身にある」ということに気づくために、什の掟を含めた剣道なんかの教えが必要だったんだと思う。

日々咀嚼していく中で、臨機応変に相手の意見を取り入れたり、自分の意見を出してみたりってことを融合させていかないとダメなんだと気づけたことが、柔軟さに繋がったのかなと感じた。

この様なプラス要因があって、心境や考え方の変化も生まれ、新たな交流も大きくなって増えていった。
一時は体を壊してしまったけど、社会的な信用もスタートラインまで戻ってきてこれからと言うところ。
やっとゼロに戻るかなってところなんだよね。

その事に関しては思うところがあって、今やっとゼロに戻ったというのは違うかなと思う。
それは何も生まない考え方じゃないかと思う。
今ゼロに戻ったとすると、今までの苦労の分はゼロ以下だから何も得ていないという発想で、それは引き算みたいな考え方なのかなって思う。
足し算で考えた方がいいんじゃないかな?と思う。

お金は確かにマイナスだったし、すっげー苦労も背負わされたし、人間不信にもなって、自分が大きく変わらなければならないほどのことであったし、いろんな人に迷惑かけたし。
これがあった人生となかった人生では、天と地も離れるほどの差があると思う。
それに自分の人生観も変わったし、思い描いていた人生を歩んでいけなかったのは事実。

だけど、その経験をしたってことは、その経験を得られた。
得ようと思って得る人はいないが、得てしまった以上、得たことにプラスの価値を見出してあげないと、そこに苦労した時間や感情、支えてくれた人たちが浮かばれないと思う。
それに、これから先の人生を考えたら、プラスの価値を見出すことで、より豊かに生きられるんじゃないのかなと思う。

ここで得たことって、普通の人が絶対に体験できないこと(好んでやる奴はいないから)
本当に一部の人間しか体験できないことを、今まで自分の人生を張って、体を張って体験してきたこと。
これって凄い価値だと思う。

今ゼロに戻ったという考え方ではなくて、お金的にはゼロに戻ったのかも知れないけど、ここまでしなければ変われなかったと言うこともある。
それに気づいて変われた自分と、変わらずに来た自分。
クレジットカードを渡してあげちゃう位の人間のまま今に至ったらどうよ?
それを得た。
得たという点に着目すると、今までの苦労も救われるし、逆に価値が出てくるし良いのかなと思う。

マイナスに考えちゃうことこそ、無理にねじ込んででもプラスの発想を一回してみる。
それを思い込むのではなくて、プラスの発想をするゲームだと思って、発想するだけ。
思わないといけないとなると逆に足かせになるので。

そんなことはなくて、ただプラスの発想を思う連想ゲーム。
「なんか今嫌なことを思ってたな。。逆に良いこととすると、これは何が良いことなんだ?」
みたいな発想の連想ゲームとして楽しむといいのかなと思った。

◎未来の著者を囲む座談会◎

★本の出版に関わってみたい方★
今回の出版にまつわる活動を通じて、日常ではなかなか味わえない体験を共有しましょう(((o(*゚▽゚*)o)))

★本を出版したいと思っている方★
出版業界との接点を持てるチャンスをご提供できますので、共に著者の道を楽しみましょうd(^_^o)

【開催日程】
1)臨時座談会: 11月13日(日) 13:30〜 in新宿
2)座談会Vol.4: 11月23日(水祝)13:30〜 in池袋
3)座談会Vol.5: 12月9日(金)18:00〜 in小川町
4)座談会Vol.6: 2017年1月21日(土) 13:30〜 場所未定

*臨時の座談会は不定期で随時開催しております。
*参加希望の方は、わたくし岡本和雄まで、お気軽に問い合わせください(^∇^)

【会費】
・実費(飲食代のみ)

【持ち物】
・豊かに生きることに関する考え
・与える姿勢
・名刺(お持ちの方)

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