2016
09.22

【報告】未来の著者を囲む座談会Vol.2「豊かさとは」

執筆関連

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Last Updated on 2020年1月25日

読了時間: 約 6 分


2017年秋に発売するビジネス書籍の関連イベントを催しました。

著書のテーマである「豊かに生きること」についての意見交換の場として、前回に引き続き2回目の開催となりました。

ディスカッションのテーマは「豊かさとは」です。
人生を「豊かに生きる」ということについて、参加者が各々の考えを共有し意見交換をすることで見地を広げ、より豊かに生きる切っ掛けを得ることを目的としております。
今回は6つの側面から考えていきました。

1. 感情  ⇒ 得たい感情
2. 価値観 ⇒ 人生の方向性
3. 時間  ⇒ 時間の使い方
4. 貢献  ⇒ 人・社会とのつながり
5. 経済  ⇒ お金の有無
6. 経験  ⇒ 経験則の蓄積

<各々の意見>

  • 一番重要なのは「感情」であり、「貢献」「経済」などが得たい感情へとつながる要因となっている。
    「貢献」というと大げさだが、何かを買う、生きていることだって誰かのためになっているし、応援をしたり、されたり、辛い思いをしている人を理解したりすることで充実した時間を過ごすことができる。
    「経済」という側面で言えば、お金は実際問題必要だが、順番的にはお金は最後である。
    実際はお金そのものが欲しいのではなく、お金を得ることで、その向こう側に得たい感情がある。自分を満たすことも大切だが、自分を手放すことこそ重要で、”自分が一番かわいい”、”自分が一番偉い”という様な思いを手放す必要がある。
    言い方を変えると”自分の利益”ばかりを求める心を手放す必要がある。
    いろんな人をつなげ、いろんな人を応援することで、人生が充実したものになっていく。
  • ”豊かさ”を認識できないと、「感情」は動かず、「価値観」もなく、「時間」も関係ない。
    「つながり(貢献)」もなく、下手をすると「お金(経済)」も関係ないという人もでてくると思う。何を持って豊かさを感じられる様になるかといえば、その人の”環境”が大きな要因だと思う。
    ”環境”によって得られる「経験」が違うため、そこで醸成される「価値観」や考え方も変わってくる。
    根本となるのはどの様な環境に置かれてどういった「経験」ができたのかによって出てくる「感情」であり、その感情が、おそらく「価値観」に影響する。理不尽な思い、成功体験から強い欲求が産まれる。
    「経験」が「感情」の元になっていくことが年を重ねるとともに増えて行く。
    成長を重ねる(「経験」を積む)ことで考え方ができていき、「価値観」ができていき、だんだん「感情」のコントロールできるようになる。
    そういった「価値観」の中で発露するものがその人が求める”豊かさ”になっていくと考えている。
  • 「価値観」が目標としてあり、目標達成には「時間」と「経済」といった条件が絡んでくる。
    「時間」だけは全ての人に平等で、持ち時間を増やすということだけはできないが、「時間」は作り出すものだと思っていて、効率を上げる事で捻出はできる。
    「経済(お金)」が多ければ時間を短縮することもできる。
    例えば、交通手段を選ぶことで移動時間を短縮できる。「感情」と「貢献」が、目標にたどり着くための原動力となる。
    「感情」は、自分が何かをやりたいと思うことであり、「貢献」は、誰かに認めてもらいたいという社会とのつながりを求めることである。
    人それぞれ与えられている条件が異なるので、目標となる「価値観」や、原動力となる「感情」、「貢献」も、人それぞれ異なっていて、同じ出来事でも人によって「感情(喜怒哀楽)」が違ってくる。
未来の著者を囲む座談会Vol.2 2

豊かさについて深く深く掘り下げた4時間となりました。

<ディスカッションでの発言>

  • 豊かさとは人との結びつき。
    豊かさにはバリエーションがあって人それぞれ違う。
    それが交わることでより豊かになる。
  • 一人では得たい感情は得られない。
  • 時間は何かを共通に持って交われる人がいると良い。
  • いろんな人と関わって、いろんな人を応援できる時間だけあればそれでいいなと思っている。
    どうやって充実するかというと応援をしたり応援をされたり、つらい思いをしている人を理解したり。
  • 会社員を辞めたら自分に価値がなくなってしまうという恐怖を持っていた。
  • 自分のする事が自己満足ではないかという葛藤、まだ社会に評価してもらってないという不安がある。
  • 気持ちよく買っていただく=経験則の蓄積
  • 気持ちをわかってもらえる(客)=貢献
  • 仕事をやる以上、自分が満足できなければ相手が満足できるわけがない。
  • 数字から追われる事に嫌気がさした。
  • 休日を過ごすより、仕事に没頭しているときのほうが生きている実感(充実感)を持てる。
  • この歳になって理論武装をし直さないとという危機感を持っている。(資格の取得など)
  • どういう形であれ、社会の中で仕事をするということは、対価となる価値を提供しなければならないから本当に大変な事だと思う。
  • 人それぞれ時間の価値が異なる。
  • 時間の価値観が合う人ほど親近感がある。共感を得やすく、似た様な経験をされていたりという部分があると思う。
  • 豊かさを認識しなければそもそも豊かに生きる事はできない。
  • 歩んできた人生が、どんな環境で、どんな経験をしてきたかと、その上で何を望むのか。
  • 経済的に豊かになりたいというのも、そういった経験があるからその様な思いが出てくる。
  • 自分にゆとりがなければ、ボランティア活動に参加するという選択自体ができない。
  • 豊かさを認識するには経験という側面が強く、環境やどういう人生だったかという選択であったり、他者との兼ね合い、人間関係による経験であったり、複雑に絡み合った結果、その人のなかで価値観ができて、その価値観に基づいた判断で欲求(感情)がでてくるのではないか?
    そして、その欲求を満たすことで豊かさを感じられる。
  • お金があっても大して幸せでない方もいるし、お金がなくても自立して幸せを感じている方もいる。
  • お互いの都合を合わせるという事が何気ない事でもすごい事だと考えている。
  • 時間とお金には密接な関係がある。
    例:贈り物の価値。
    ア)贈る方が自分が自由にできる100%の予算を使った。
    イ)培った人脈や技術(見えない価値)を使ってくれた。
    *認識できた時、時間の価値とお金の価値は相互理解できるのではないか?

◎未来の著者を囲む座談会◎

★本の出版に関わってみたい方★
今回の出版にまつわる活動を通じて、日常ではなかなか味わえない体験を共有しましょう(((o(*゚▽゚*)o)))

★本を出版したいと思っている方★
出版業界との接点を持てるチャンスをご提供できますので、共に著者の道を楽しみましょうd(^_^o)

【開催日程】
1)臨時座談会 : 10月3日(月) 13:30〜 in小川町
2)臨時座談会 : 10月5日(月) 10:00〜 in池袋
3)座談会Vol.3: 10月14日(金) 18:00〜 in池袋
4)座談会Vol.4: 11月23日(水祝)場所未定
5)座談会Vol.5: 12月9日(金)場所未定

*10/14は、出版プロデューサーを交えての会になる予定です。
*参加希望の方は、わたくし岡本和雄まで、お気軽に問い合わせください(^∇^)

【会費】
・実費(飲食代のみ)

【持ち物】
・豊かに生きることに関する考え
・与える姿勢
・名刺(お持ちの方)

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