06.30
人生の豊かさとは何か?(豊かさの意味の考察)
Last Updated on 2020年3月15日
読了時間: 約 5 分
私は今、豊かであると感じています。
しかしながら、大富豪なわけでも華やかな生活をしているわけでもありません。
では、なぜ私は豊かであると感じているのか?
人生を豊かに生きるということについて考えてみたいと思います。
【人生ってなんだろう?】
まずは、人生について少し考えてみます。
人生においての絶対条件はこの二つではないでしょうか?
人は必ず生まれ、
そして必ず死にます。
その他のシナリオは全て枝葉であると考えるならば、人生において重要なことは何でしょう?
それは”豪邸や高級車などを所有して贅沢な生活をする”といった物質的な豊かさではないと感じています。
物質的な豊かさは、他人や環境、外部の要因によって左右されるものです。
外部要因によって得られる豊かさは不安定であり、ただの依存状態にすぎない。
言うなれば、豊かさの幻影を見ている状態だと私は思います。
【では、真の豊かさとは?】
真の豊かさとは、内なる自分からしか手に入れることができないものであると考えます。
キーワードは、「感情」「価値観」「時間」「貢献」の4つのワードです。
これらについて、ひとつひとつ掘り下げていきたいと思います。
はじめに「感情」
喜び、愛、ワクワクするなどなど…
得たい感情を得られると、とても充実した気持ちになります。
師曰く「物事に意味はない」
つまり、嫌だと思う出来事も、”自分で嫌だと決めた”から嫌なのです。
続いて「価値観」
自身の価値観(ミッション)に沿った活動に時間を投資していると、生き生きと楽しい日々を過ごせます。
では、価値観やミッションはどの様に得るものなのでしょうか?
結論から言うと価値観は得るのではないです。
内なる自分に問いかけることで気付くのです。
人生の目的を知り、理想の自分像について考え、自分自身と約束を交わす(クレド:使命、信条)。
人生の方向性をしっかりと定めることが、充実した人生を得る秘訣です。
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次は「時間」
人生のすべては時間の使い方で決まると言っても過言ではないです。
時間はすべての人に平等に、1日24時間が与えらえています。
増やすことも、前借りすることもできません。
つまり、今あるだけの時間しかないのです。
今という時間を消費するしかないという条件のなかで、価値観に沿った活動に時間を利用するのか、無為に浪費してしまうのか。
「もっと時間があれば…」という言い訳を捨てて、なんでもいい、ただ始めよう!
今からでも遅くはない、いつからでも巻き返せると思うことで、人生に彩りがでます。
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最後は「貢献」
「人は一人では生きていけない。」という話を聞いたことがあると思います。
まさにその通りだと私は思います。
例えば、今私が着ているポロシャツ。
私がこれを着ることができるのは、原材料の販売会社があって、材料の製造会社があって、デザイナーがいて、縫製工場で服に仕立ててくれ、物流会社が運んでくれて、販売店で働く方々がいてくれたおかげです。
そして、そこには設備、建設、交通、電気、ガス、水道、食料などなど、それぞれに携わる多くの方々が支えてくれていて、初めて私の手に届くのです。
自分にできる貢献はなんだろう?
貢献に制限はありません。
一つである必要はなく、何度でも構わない。
貢献こそが、人生を豊かに生きるための最後の鍵だと私は思います。
【お金はなくてもいいの?】
多分、この様に感じている方もいらっしゃるかと思います。
かく言う私も疑問を感じていた一人でした。
結論から申し上げると、”お金の有る無し”と”人生の豊かさ”は別の物差しだと私は考えます。
お金は有っても無くてもいい。
豊かに生きることはできると思います。
なぜならそれは、豊かさの尺度は各々が感じることですので、答えは千差万別だからです。
ただ、私はお金については有った方が良いと感じています。
師曰く「お金とは世の中に生み出した価値を数値化したもの」
という考えのもとにおいては、高い貢献をもたらしている状態であると言えるからです。
過去の経験から、この考え方に不慣れな方が、お金に関して疑問を持ちやすいのかなと感じています。
お金の本質は、物々交換の間に立ち、数値化した記号として仲介することで潤滑にすること。
それにより、お互いが欲していないものであっても、交換できる様になったということ。
物の提供=貢献通帳の残高が増える
物の受取=貢献通帳の残高が減る
お金が生まれる前は、お互いの貢献を直接、物と物でやりとりし±0であった。
そう考えるとスッキリしませんか?
また、お金は活動の原動力となるため、原資が多い方が、より大きな貢献活動をすることができます。
そうした意味でもお金は有った方が良いと私は思います。
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