2016
07.24

日々の活動を見直す改善サイクル

成功への道

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Last Updated on 2020年1月25日

読了時間: 約 4 分


前回、日ごとの記入スペースとしての活用法についてまとめました。
今回は、活動の改善サイクルについてまとめていきたいと思います。

◎関連記事◎
「付箋を活用したスケジュール管理(週間リフィル)」
https://www.okamoto-kazuo.jp/way-to-success/schedule-management-using-sticky-notes
「過ぎた日はライフログに早変わり(週間リフィル)」
https://www.okamoto-kazuo.jp/way-to-success/lifelog

手帳の使い方を工夫することで、自分の活動や行動の結果を振り返る習慣を身につけることができます。
そして身につけた習慣で、毎週、毎月、毎年と小さな改善を定期的にコツコツ積み重ねていくことが、人生において大きな違いをもたらします。

ここでは、週、月、年ごとの改善サイクルについて掘り下げていきたいと思います。

【毎週末に行動を振り返る】

週間目標を活用し、週に一度行動を振り返る習慣を身につけましょう。
週間目標の作り方は、下記の参考記事に【来週得たい結果は】というセクションで紹介しております。

◎参考記事◎
「価値観(ミッション)に沿った活動をする」
https://www.okamoto-kazuo.jp/way-to-success/action-along-the-mission

週間目標に書かれていることは、人生における大切な役割について、より良い結果を得るためのリストです。
すなわち、このリストに書かれていることを1つでも多く、少しでもクオリティーを高く実行することができれば、自ずと良い結果をもたらすことでしょう。

できた目標は○
できなかった目標は×
未達成だが実施した目標は▲

この様な表記で、毎週末に行動を振り返っております。

週に一度行動を振り返る

一週間コンパスを活用しています。

【毎月末に目標の達成状況を確認する】

月間目標を活用し、月に一度行動を振り返る習慣を身につけましょう。
ひと月を振り返り、まずは実施できたタスクを消していきます。

実施できなかった目標については、次月の目標として転記する必要があるかを精査し、必要なもののみ次月に繰り越します。

こうして活動内容を整理した後で、プライベートと仕事の各々について、評価をしていきます。
○×の評価に加え、具体的な成果や今後の方針についても、ひとこと添える様にします。

メモ書き程度でも書いておくことで、その月の概況が一枚にまとめられますので、振り返りの際にとても重宝します。

月間目標の改善サイクル

右が仕事、左がプライベートでページを縦割り

【年末に一年を振り返る習慣を身につける】

年間目標を活用し、年末に一年の行動と成果を振り返る習慣を身につけましょう。
年間目標であげた目標は、すべて達成できなくても構いません。

目標をらくらく達成し、さらに大きな成果となったことは、もちろん最高です。
しかしながら、達成に至らない目標もあることでしょう。

達成できた目標は、素直に自分の成長を喜び、来年に向けて次の目標を設定します。

未達の目標は、”一年でどこまで進めることができたか”という視点で成果をプラスとして受け入れます。
そして、具体的な進捗や、今後の方針などのメモを添える様にし、来年の目標として転記する必要があるかを精査します。

来年の目標に転記する場合、そのまま来年に持ち越すこともありますが、期間の延長に合わせて内容をブラッシュアップさせ、目標を改めてから転記することもあります。

年末に一年を振り返る

箇条書きで見やすく記載します

週次、月次、年次と、この様な改善サイクルで活動をチェックし見直していくと良いと思います。
これはエドワーズ・デミングのPDCAサイクルという行動管理を取り入れた手帳活用術です。

P(計画)

D(行動)

C(評価)

A(改善)

という流れの中で、今回の記事の内容は「C」と「A」の部分にあたります。
意外とこの部分がうまく回せずにサイクルができない、というパターンが多いようです。
同様の課題を抱えている方のお役に立てれば幸いです。

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