2016
07.07

時間の使い方

成功への道

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Last Updated on 2020年1月25日

読了時間: 約 5 分


人生を豊かに生きるということについて考えを深める旅を続けましょう。

◎この記事の主題◎

「豊かさとは何か?」
https://www.okamoto-kazuo.jp/way-to-success/live-rich/what-is-the-richness

主題にあたる記事で取り上げたように、真の豊かさには4つの側面があると考えます。
具体的には「感情」「価値観」「時間」「貢献」の4つのワードです。

今回はこの4つのワードの中で、「時間」について考察していきたいと思います。

時間の使い方については、「状態管理」と「スケジュール管理」の2つが重要な要素となります。

まずはじめに、状態管理について掘り下げていきたいと思います。

ここでは、時間を無駄にしないために、どの様な状態であるべきかについて考えていきます。

【時間を活用するための状態管理】

日頃、生活をする中で、どの様な時に時間が”モッタイナイ”と感じるだろう?
また、どの様な時に”充実している”と感じるだろうか?

私が一番モッタイナイと感じている時間の使い方は、ながら時間です。

ながら時間というのは、何かをしながら別の何かを考えていたりしている時間のことで、やっていることにも身が入りませんし、考えていることにも集中し難い状態です。

また、とりとめもなく意識があちこちに移っていたりする状態で過ごす時間も非常にモッタイナイ時間であると思います。

こういった状態では、時間が過ぎていく割に達成感や充実感を感じられませんし、過去の経験上、時間を浪費してしまう傾向にあり、効率が極めて良くないと感じています。

では、どの様な状態だと充実した時間を過ごすことができるのか。

答えは「集中できる環境」にあります。
そして、そのためには頭の中を空にしておける状態にする必要があります。

つまり”今から取りかかる1つのことに集中できる環境”を維持するということです。

次にやることや、今日中にやることを常に頭の片隅に入れながら行動するのでは、次にやることを忘れない様にするだけで精一杯だからです。

この様な集中できる環境を築くための手法として、スケジュール管理を用います。

【集中するためのスケジュール管理】

スケジュール管理をする上で、1番の魅力は「頭を空にしておける」ということです。

今から取りかかる1つのことに集中し、終わったらスケジュールを確認する。
そしてまた、今から取りかかる1つのことに集中する。

このような活用をすると、常に頭の中をスッキリさせた状態で集中することができます。

スケジュール管理は、朝一番に行います。
会社について”やれやれ”と手帳を開くのでは遅すぎます。

出社してから、スケジュールを確認して、1日の流れを考えたりしていたのでは30分・1時間と無駄に時間を浪費してしまい、非常にモッタイナイです。

スケジュール管理は、朝起きて顔を洗い、スッキリしたところで済ませましょう。

出社前に1日のスケジュールを済ませておき、出社後直ぐに始めの活動に取りかかります。

その際、余計なものが目の前にあると、どうしても意識が散漫になってしまい集中の妨げになりますので、今から取りかかることに必要なもののみ用意し余計なものは一切出さないようにしましょう。

この様に平常時を過ごすと、集中しやすい状態をキープして1日を過ごすことができます。

しかしながら日々生活をする上で、すべて予定通りに行くということはそうそうありません。

電話やメールなどの連絡であったり、緊急事態などの外部要因によって、”スケジュール通りに過ごすことができない”なんてこともよくあるでしょう。

調整が必要な状況になったら、なるべくその場でリスケジュールをするようにします。
また、その場で調整が難しい場合にはメモを取るなど、調整する日時を明確にしておきます。

リスケジュールの際は、予定と違う活動をしたことで「自分にとって大切な、目的や目標・夢・人間関係などのための活動」が、スケジュールから抜け落ちてしまわないよう注意しましょう。

【スケジュール通りに過ごさない】

”本末転倒ではないか!”と突っ込まれてしまいそうなのですが、スケジュールを立てておいてスケジュール通りに過ごさない技術というのはとても重要だと感じています。

先程リスケジュールの話をしましたが、すべてスケジュール通りに進む人生なんてありえないからです。

スケジュール通り活動することに固執し過ぎると、すべてが中途半端になってしまったり、忙しなく時間に追われる日々を過ごすことになってしまったりします。

では、スケジュール通りに過ごさないためにはどうしたらよいのでしょう?

「そんなことなら、そもそもスケジュールを立てなければいい」と思わず言ってしまいそうになりますが、集中できる環境を築くためにスケジュール管理はどうしても必要です。

答えは、スケジュールに書き込まれている一つひとつの活動にあります。

それぞれの活動は”私がやる予定の活動”であることには違いありませんが、その目的は異なります。
つまりスケジュールには重要な活動と、そうでないものがあるということ。

自分にとって大切な活動もあれば、他の誰かにとって大切な活動もあります。

また、緊急性の高いものもあれば、まったく急がない活動もあります。

大切なのはスケジュール通りに過ごすことではなく、重要な活動をする時間を失わないことです。

そのためには、関連記事「価値観(ミッション)に沿った活動をする」の中で紹介した”週間目標”を、スケジュール欄に挟むなどして、いつでも見返せる様にしておくことが大切です。

◎関連記事◎

「価値観(ミッション)に沿った活動をする」
https://www.okamoto-kazuo.jp/way-to-success/live-rich/action-along-the-mission

スケジュールに書き出した活動は、100%実行する必要はありません。

極論を言えば、自分のやりたいことや価値観に沿った”週間目標”がクリアできていれば、その他の活動はできなくても良いのです。

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